1987-08-21 第109回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会安全保障小委員会 第1号
以後、さらにこの研究を補備充実する作業を実施いたしまして、五十九年末に一応の区切りをつけたところであります。現在は情勢に応じた見直しなどの作業を実施しているところであります。 この研究の主要な項目は、第一に前提となるシナリオの設定、第二に脅威の分析、第三に日米の対処能力の見積もり、第四に日米の共同作戦要領の検討などであります。
以後、さらにこの研究を補備充実する作業を実施いたしまして、五十九年末に一応の区切りをつけたところであります。現在は情勢に応じた見直しなどの作業を実施しているところであります。 この研究の主要な項目は、第一に前提となるシナリオの設定、第二に脅威の分析、第三に日米の対処能力の見積もり、第四に日米の共同作戦要領の検討などであります。
これにつきましては、昭和五十六年度に一つの想定といいますかシナリオに基づく研究というものが概成し、その後それの補備充実作業というものをやってまいりまして、五十九年の末に大体これは概成をいたしております。 それから、さらに次のといいますか、また新たな想定に基づく研究というものもやらなければいかぬと思っておりますが、現在はそのための準備作業をしておるという状況であります。
しかし、これは、さっきも申し上げたように、その補備充実しておる段階である。これが計画が遂行されたあとならば、平和のきざしが見えたとか、あるいは平和情勢が定着してきた、これはひとつ大いに縮小しようとか、また足踏みでいいのではないかというこの見解は、その時点なら成り立ち得ると思うのです。
○国務大臣(江崎真澄君) なるほどというところは、これはやはり未整備状況、まさに補備充実段階であるということを申し上げるより方法はないわけでありますが、もともと日本は局地戦に通常兵器でたえていく装備ということで、まあこの程度はというわけで、しかもこれは三次防の決着でございますから、まあ四次防においては、さっきからいろいろ、峯山さんからも御意見がありましたが、われわれは早くやろうと思っておるわけですが
したがって三次防、四次防というわけで、まだ補備充実をしていく形成段階、こういうことでございますね。したがって、ぜひお願いをしたい。御承知のとおり、最初は三十五万ということでしたが、陸は十八万ということを目標において、ようやく四十七年度で十八万人体制にこぎつけ得る、これは当分これを堅持していこう、こういうことで方向が出ているわけであります。
まだ補備充実を必要とし、更新を必要とする充実段階であります。建設段階であります。 こういうことで従来説明をしておりますから、極東の情勢がだんだん平和的な方向に向いておるからどうするのかとおっしゃられますると、それはにわかに直接的に影響を与えるものではありませんというお答えを申し上げることになります。
だからこれを補備充実し、更新するのだというたてまえですね。したがいまして、このSALTあるいは米中会談というものが四次防そのものににわかに影響は与えない。
四次防で要するに自衛隊の武器の更新とか補備、充実とか、そういった面は終わるのかと、こういう質問に対して、久保局長が、四次防で十分な形とはまいりませんと、要するに五次防ということもあり得るということをまあ言うた。これはさっき本人からお答えをしたとおりでございます。
それから、いま久保局長が申しましたように、今回の法案につきましては三次防の要員である、これば御承知のとおりでございますから、くどい話は差し控えますが、やはり同じ補備、充実、更新といいながらも、弾力的に今後も対処していくことが望ましい、こういうことを防衛局長も申しておるわけでありまするが、私どもとしましても今後ともそういう姿勢で、この防衛問題、特に自衛力の漸増の問題というものはとらえてまいりたいと考えております
したがって、共同防衛ということはちっともおかしくないじゃないかとか、このとおりでいいではないかとか、それからまた三次防とこの四次防の大綱というものはやや似ておるが、似ておるということ自体に意義があるんだ、それは三次防の延長路線の五ヵ年間ということで、足りないものを補備充実したり、武装を改更していくものは改めていくというような議論をしたわけでございます。
ただ、はっきり申し上げられることは、十年を視点とするというのは、いまの極東のこの情勢等々からいって、いささか長過ぎる、やはり五カ年間でいいのだ、その五カ年間はしからばどういう考え方、いわゆる基本方針に立つか、言うならば三次防の延長線としての五カ年間、そうして三次防終末時の武器を補備充実すると同時に、四次防で新たな構想も、これは何がしかを加えながらいく、それはまだわれわれ防衛構想というものは充実の段階
したがって、三次防の延長としての五カ年間、三次防構想の武装の面においての補備充実、そして新たに五カ年計画で足りない分をカバーしていこう、こういった計画に立っております。
ところが、予算査定の説明等でしばしば繰り返してまいりましたように、三次防からの継続の武器の更新、こういう見解に立って、訓練上ほんとうに差しつかえるものだということで補備充実をしたものでありますから、四次防が策定されれば、後年度においてやはり穴を埋めるべく急ぐということは、これはもう当然であろうと思います。